‡ 記録 ‡vol.55

たしかあれは14年ほど前。
お酒の飲み方を知らなくて
泥酔したまま便器に座って
動かぬぼくのお尻を拭いて介抱してくれた
(落書きもされたしお尻に割り箸も刺されたけど)
ラッパーのFUNIさんのお誘いで
川崎市立さくら小学校で開かれた
桜本フェスなる催しへ足を運ぶ。

桜本フェス

桜本フェス2

※FUNIさんの記事は以下から。
【磯部涼/川崎】在日コリアンラッパーが夢見る川崎の未来

フィリピン、ブラジル、中国、朝鮮半島、、、、
多様な文化背景を持つ人々を抱え込む
川崎は桜本の独特のコミュニティ。

ダイバーシティだとかインクルージョンだとか
それは彼らにとって舶来の概念ではなく、日常。

さくら小学校の体育館で爆音で実現された
この「桜本フェス」は、和製ブロックパーティ?のよう。
ただ、どことなく家族の匂いがする。
いろんな顔の、いろんな年齢の、いろんな言葉のこどもたちが
一同に集い、音楽を通じて自由に自己を表現していた。

最も驚いたのはAs chill beeと称する高校生ラッパー。
自分たちが感じるヘイトクライム/スピーチに対する
問題意識を、怒りを、ライムに乗せて熱く歌っていた。

身振り素振りはあどけないけれど

 人種はストレス発散のための道具じゃねーんだ

なんてリリックを、スリッパ履いて歌う
彼らのエナジーに心を持って行かれた。

表現とは、抑圧からくる告白衝動なんだな、と再認識。

そんな表現をやさしく育む桜本の生態系には
日本の”多様性”を考えるヒントがあるのかもしれない。

FUNIさん、昨日は素敵なものを見せてくれてありがとう!
先生みたいだ。素晴らしいシゴト。リスペクト。

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