◇ 一般意志2.0 ◇

眠れないので、脳内整理。
「一般意思2.0」を読み終えました。

大学生の時に「動物化するポストモダン」を読んで
”大きな物語の凋落”だとか、”データベース型消費”という言葉に
ものすごい共感と示唆を得たことを思い出しました。

「動物化するポストモダン」が出版されたのは2001年で、もう10年前。
その時点ではTwitterや今の動画配信サイトもそれほど充実していなかった訳だけど
東さんは2001年の時点から、根本を貫く考えは変わってないんだなぁと思いました。

ここのところソーシャルメディア上でのコンテンツ展開の裏方に関わっていると
音楽の領域でも、アカデミックな領域でも、ソーシャルストリーミング上で
一般視聴者のコメントを追っていると、本著の中の”一般意思”の意味合いが
直感的に肌で感じられる気がしています。

とある人の本著のレビューで”この本をSFとして読んでみることをお勧めする”とあった。

無類の映画好きであるぼくは、昔(60’sとか70’s)と比べると
SFものの映画って減ってるんじゃないかなと感じています。
そんな中、この本の中の後半で描かれている民意の合意形成の提案は
えーそんなことになっちゃったらどーすんのよ という多分にSFチックな要素が満載でした。

政治の領域に限らず、企業の広告・コミュニケーションの領域においても
もうかなりの部分で可視化された一般意志(ソーシャル上での炎上リスクなど)
に対するケアは重要な課題になってる。ある意味、オーバーすぎるくらいに。

民意とか、消費とか、要は合意形成を図ろうとするプロセス、
その過程におけるコミュニケーションである以上、ぜーんぶ同じか。

どうでもいいけど、ぼくに課せられた課題はぶつくさモノを言うことではなく
思考の経験を記録したことにしがみ付かず、なんでもやってみること。
えっさえっさ、練習あるのみ、です。

※ リアルのゆくえ -おたく/オタクはどう生きるか-

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