◇ 悲しき熱帯 ◇

ブラジルの音楽を聴いてブラジルのことを語る前に
まずはしっかりお勉強をしてからではないと恥ずかしいと思い
気になっていては手に取ったことのなかったタイトルの本著
「悲しき熱帯」をようやく手にし、読み終えましたが
勉強不足の私には到底手に負えない難著でございました。
それに、特段ブラジルに何かフォーカスがあたっているわけではないですね、、、

文化人類学だとか構造主義だとか、大枠の考え方を
本やらWEBで触れては「はぁなるほど」と理解する程、私の知識量は及びませんが
冒頭から続く(結構長い、、)、著者の旅立ちまでの経緯や
インド渡航とブラジル渡航の話なんかを読んでいると
無限と続く自分探しの旅なのかもしれないけれど、人生はとにかく考え抜いては挑戦を続け
己が生まれながらにして背負った立場(著者の場合は西洋人であること?)と
ある意味「戦いながら」生きていかなならんのだ、ということを、感じさせらました。
(フランス人の文章ってのが、そういうのをより助長する回りくどい感じだからでしょうか、、、)

シンプルだけど、タイトルにあるタイトルの「悲しき〜」の形容にある意味合いは
未開の地と呼ばれた地に対する、西洋人の著者の目線
(うまく表現できないけれど、いわゆる日本が東南アジア諸国のことを
 特段の意図はなく「途上国」と決めつけて呼んだ時、たまにふと感じる違和感と言うかアレ)
が表現されているかな、なんてことを思いました。

色々な場所で紹介されている邦文訳ですが、書内の一つのコトバです。
「アジアで私を恐れさせていたものは、アジアが先行して示している、われわれの未来の姿であった」

頭の整理と記録、10分。

2 Comments

  1. kei

    久しぶりだね。元気かい?
    ん~いわゆるポスコロって奴ですな。
    帝国主義とか植民主義的な価値観を批判し、その歴史を被支配側から解きほぐしていく。
    ファノンやサイード、セゼール、カンサンジュンなんかが書いてるね。
    その流れと並行してスピヴァグなんかはジェンダーに関しても触れてるね。
    オレも読まなきゃなぁ。そして考えねば。

  2. kei

    おっと、ストロースは構造主義だから、ポスコロ以前だね。

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